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名工大新聞部提供記事(H27.2.13ー1)


男女共同参画推進センターが開所

記:加藤 豊大(情報工学科3年)

 2014年12月、本学で男女共同参画推進センターが開所した。男女共同参画推進センターは、本学が文部科学省の平成26年度科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業(一般型)」に採択されたことを受け、これまで設置されていた男女共同参画推進室から移行して発足した。
 2014年5月1日付の本学の研究者の男女比を見ると、男性362名に対して女性40名と明らかに女性研究者の人数が少ないことが分かる。教職一体組織である男女共同参画推進センターでは、女性研究者の研究活動を支援することで、2024年までに女性教員在籍率を15%にすることを目標としている。
 男女共同参画推進センターでは、男女共同参画推進室で行っていた活動の場を広げ、現在は①【女性研究者支援】②【問題発見・解決】③【女性研究者コミュニティ形成支援】④【企画広報・裾野拡大】の4つをミッションとして活動を行っている。まず【女性研究者支援】では、女性研究者が家庭と研究活動の両立が出来るように、研究支援員を配置している。配置にあたり、OG人財バンクを活用しマッチングを行っている。【問題発見・解決】では、ワークライフバランスと呼ばれる「仕事と生活の調和」をテーマに女性研究者に向けて家庭と仕事を両立する上での様々な相談などを行っている。さらに【女性研究者コミュニティ形成支援】では、今年4月に女性研究者の交流・休憩スペースとして「i-cafe」をオープンし、女性研究者同士のつながりを広げる試みを行っていく。【企画広報・裾野拡大】では、優れた研究業績を有する若手女性研究者に対して「女性が拓く工学の未来賞」を授与するほか、女学生に向けて、将来研究者としての道を考えてもらえるような環境づくりにも取り組んでいる。
 今回、取材を行った本学建築・デザイン工学科のOGでもある男女共同参画推進センターの村上侑さんは学生に向けて「卒業するまでにOG人財バンクに登録してもらいたい。OG人財バンクに登録することで、OG同士の横のつながりを持てるほか、今後のライフイベントの中で、研究支援員として働くことも選択肢の一つとしてほしい。また、大学で学んでいる知識や経験を将来もぜひ活かして欲しい。」と語った。このように、本学でも男女共同参画がより進むことで女性研究者がその能力を十全に活かし、
お互いに切磋琢磨していけるような環境作りが進むのではないだろうか。男女共同参画推進センターの今後の活動に注目したい。

 

男女共同産学推進センター