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(一社)名古屋工業会岐阜支部 平成27年度研修(T-ラーニング)報告


 ( 一社)名古屋工業会岐阜支部は、支部活動の一環として「名建築と美味料理」をテーマに研修事業を行ってきました。「T-ラーニング」と銘打って、研修事業に学習機能(技術学習)を付加しました。
 今年度からは幹事がD.G.Wに代わったこともあり、一部研修先の内容を変え、テーマ:『月桂冠大倉記念館研修と長岡京老舗料亭・錦水亭の日本料理』にて研修をいたしましたので、ここに報告いたします。
 当日は、午前7時30分にJR多治見駅前を出発、午前8時30分にJR岐阜駅前を経由し一路長岡京市に向かいました。参加者は(一社)名古屋工業会会員と家族の参加で27名、昨年とほぼ同数の参加者でした。バス車中にて、日本国内の日本酒の製造状況や日本酒の区分について勉強しました。日本酒の製造状況については、今年1月に国税庁発表の「平成25年酒造年度における清酒の製造状況等について」に基づいて製造場数や製造数量、更には、特定名称と呼ばれる純米酒、純米吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒の清酒について、その呼称を商品に表示するための原料・製造方法などの条件を勉強しました。
 午前11時前に錦水亭に到着し、庭園の鑑賞をしました。長岡天満宮の前池である八条が池に浮かぶ6棟の池座敷と隣接する放生池にさしかける2棟の池座敷はいずれも幕末ないし明治初年の建築になるものとみられており、その歴史を感じさせる景観であった。本館は大正15年に上棟された建物にて、2階の大広間は眺望の開ける配置になっており、天井を格天井とし、総体に木割が太く、御殿風の趣をみせながらも、欄間組子は繊細で、豪放さと繊細さを併せもつ造りである。この広間で日本料理をいただき、懇親を深めました。
 その後「月桂冠大倉記念館」に移動し、当館の案内係より、1637年笠置屋として創業以来、現在までの歴史と酒造工程について懇切に説明を受けました。1905年(明治38)には勝利と栄光のシンボル「月桂冠」を商標登録し、1927年(昭和2)に月桂冠株式会社が設立された。酒造工程については、明治、大正、昭和期に、酒造り現場にて実際に使われた伝統的な用具類を、工程にしたがって展示されており、酒造用具とあわせて、江戸期の酒造りを描いた図解を掲げており、各用具がどのように使われていたかを詳しく教えていただきました。最後に、館内で三種類のお酒の試飲をして、午後3時すぎに伏見を出発し、無事帰路につくことができました。
 来年度の研修旅行にも多くの会員に参加いただけるようにお願いして散会しました。
                                                                                                                        記:関尾 光正(D41)

錦水亭での集合写真

錦水亭での集合写真