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平成25年度東京支部総会レポート


 今年(平成25年)は平成23年3月11日の東日本大震災による被災地の回復、復興も未だ途上、原発への対応、新政権によるアベノミクスの効果等わが国の未来を模索する年であった。そのようななか、東京支部総会も名工会の活性化にチャレンジすべく、土曜日開催、新しい会場、特別講演会の開催等の新たな視点で、平成25年11月9日(土)に新宿中野の「中野サンプラザ」で開催された。午後2時半頃、ゆったりとBGMが流れるなか、約170名の参加者が会場に入った。

 ここ数年恒例となった濟木氏(D35)の司会のもとに、まず阿部東京支部長(D41)の挨拶があり、名古屋工業会東京支部の現況、ポテンシャル、更なる活性化への決意を語られた。続いて来賓として、母校名工大から高橋学長、水野大学院教授(M53)、森大学院教授(D52)、名工会本部から篠田理事長(M33)に出席いただいた旨の紹介があった。

 高橋学長の来賓祝辞ではPCを使われ、「名古屋工業大学の近況」報告が行われ、現状、教育、研究、社会貢献、国際交流、施設建物、同窓会及びトピックス等について紹介された。

 続いて篠田理事長から、新しく「一般社団法人化」された名工会の事業目的の第一は「名古屋工業大学への支援」と挨拶され、「耀く、ますます耀く、母校を願って」の理念のもと、寄付の習慣化の依頼、また、卒業生の就職支援、卒業生との交流・連携、卒業生名簿の管理充実、大学情報の発信、卒業生の生涯メールアドレスの登録活用等について述べられた。

 総会の議事として、阿部支部長より、会務報告、会計報告、会計監査報告が要領よく進められ、各種議案が承認され、そのあと特別講演会に移った。

 特別講演会は同期鈴木満雄氏(D45)の紹介で首都大学東京大学院春田正毅教授(D45)に「現代の錬金術:金のナノテクノロジー」のテーマでお話を頂いた。さすが、ノーベル賞候補に挙がるだけの素晴らしい内容で、我々に同学の誇りを感ずる、刺激的で味わい深い、感動的な内容であった。

 その後、恒例の懇親会に移った。懇親会は、東京支部副支部長坂井利充氏の乾杯の発声で始まり、また今回は初めてヨット部OB仲間ということで、名古屋、大阪の仲間3名に参加頂き、各科ごとにテーブルが分かれていたが、「科」の垣根を越えた談笑が和やかに行われた。

 また、懇親会最大の呼び物である名工大管弦楽団OBによるフルートと弦楽四重奏の演奏があり、今回で5回目となるが、今回は映える中央壇上で、加藤氏(E39)のイニシアティブで女性団友を含む9名の方々からモーツアルトとバッハが華やかに演奏され、生演奏への賞賛の声があちこちで聞かれ、総会全体が和やかな雰囲気で大いに盛り上がった。

 今回もメールクワイアーOBの織田氏(E39)が壇上に上がり、大震災からの復興を願って「見上げてごらん夜の星を」が特別に演奏され胸にジーンと来るものがあり参加者の多くが歌詞を口ずさんでいた。

 総会担当、倉島氏(W38)の采配による追加した料理もすっかり平らげられ、あっという間に予定時間が過ぎ、管弦楽団と合唱団OBの先導による全員での学歌斉唱があった。

 今年は各科も若い人の参加に力を入れており、今までにない活性化の芽が感じられた。その象徴として最後は今回参加者の最年少である稲垣氏(D⑰)の音頭で平成2桁の若手6人が東京支部会への抱負を述べ、万歳三唱の音頭を元気よく行った。やはり若者の力はバイタリティーがあるなと感心させられるなか、なごり惜しくも来年の再会を約してお開きとなった。

           記:日沖 昭(Y40)