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大坂支部主催 平成25年 地方部会行事 京都部会の報告


  平成25年12月7日(土)に京都部会を開催しました。OB32名、奥様が1名参加してくださいました。日頃の行いが良かったのか、当日は晴天に恵まれました。まずは島津製作所創業記念資料館を見学しました。中学・高校・大学の実験でお世話になった理化学機器が多数置いてありました。それを見つけて、食い入るように見ておられる方が多数いらっしゃいました。懐かしかったのだと思います。

 その後、がんこ高瀬川二条苑に場所を移しました。ここは江戸時代の豪商:角倉了以の邸宅跡です。また山県有朋が別邸として使用した由緒ある場所です。まずは、C44木越大阪支部長とD45西村京都部会代表のお二人に開催の挨拶をしていただきました。次に京都女子大学西尾教授に「京都花街の人材育成と事業システム」を講演していただきました。西尾先生は講演では、必ずお着物を召されるのだそうです。この日は淡い赤の着物でいらしてくださいました。以前は全国に多数の花街があったそうです。しかし、いまも存続しているのは珍しいそうです。その存続の理由はビジネスモデルと人材育成の仕組みなのだそうです。ビジネスモデルのひとつに「花街に遊びに来るお客様はお茶屋を窓口とする。お茶屋は舞妓さんや芸妓さんを抱えておらず、イベントがあれば置屋さんという一種のタレント事務所から舞妓さんなどのタレントを借りてくる」という仕組みがあります。これはAKB48と秋元康というプロデューサの関係と同じなのだという説明をしていただきました。古くからある花街と、最新の芸能の世界が同じ仕組みで運営されていたことに驚きました。ほかにも興味深いお話がたくさんありました。花街には、我々工学屋の世界に通ずるknow-howが多数あるのだと、学ばせていただきました。「現役の頃に聞いておきたかった」とおっしゃってくださるOBの方がいらっしゃいました。

 講演を終えたら、はるばる岡山から来てくださったK39松田さんにご発声をしていただき、ビールで乾杯です。みなさん、このときを待ちかねておられました。乾杯にあわせて舞妓さんに来ていただきました。会場の雰囲気は大きく変わりました。そして西尾先生に、舞妓さん特有の帯・髪形・髪飾りについてレクチャしていただきました。その後、舞妓さんには皆さんが座っておられるテーブルを回っていただきました。みなさん、舞妓さんにお酌をしてもらったり、舞妓さんとのツーショットを撮影されたりと楽しんでおられました。舞妓さんからは、参加者全員に千社札のプレゼントをいただきました。そこへ、さらに宴を盛り上げてくださる方がいらっしゃいました。C55の副島さんです。会社員・マジシャン・小説家と3足の草鞋を履いておられます。彼が舞妓さんをアシスタントにしたマジックを披露してくださいました。マジックを見ていると、マジシャンが本業で、会社員は副業ではないのかな?と思うくらいの腕前でした。

 楽しい宴でしたが、永遠には続けられません。最後にE36藤原大阪副支部長にお言葉をいただき終宴としました。

  記:筒井 真作(M58)

島津製作所創業記念資料館にて

島津製作所創業記念資料館にて

がんこ高瀬川二条苑で楽しい宴

がんこ高瀬川二条苑で楽しい宴