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輝く母校と同窓の絆を願って 

   一般社団法人 名古屋工業会

    理 事 長  加川 純一

 

名古屋工業会は創設100年以上の歴史を有する全学同窓会組織であり、「大学支援」と「会員相互の親睦」という2本の柱で取り組んでおります。

「母校がさらに輝きを増す大学として存在すること」が我々卒業生の誇りになります。先生方や学生諸君、そして勿論卒業生の皆さんがそれぞれの分野でご活躍されているのをみるにつけ全学同窓会としての責任の重さを実感しております。これからも いろいろな役割を果たすべく取り組んで参りますので 皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

 今年は、昨年3月頃からの新型コロナウィルス禍の中、工業会としても総会、支部総会、支部長会議など様々な行事が縮小を余儀なくされており、皆様には多々ご迷惑をおかけしているのではと心痛しておりますが、一日でも早く終息し平時に戻ることを望んでおります。

さて「大学支援」に当り、母校の最近の状況について少しお話をします。

最近のトピックスでは 2020年度から研究活動の基盤となる大学院の拡充が図られ、博士課程前期課程の入学定員が586名から686名に100名増員されました。今回の改組では、閉塞した産業状況を打破する試みとして、新たに学位プログラム制を採用し、大学院における柔軟な教育体制を実現しようとしています。また、学生の海外インターシップも拡大される見込みです。

我々工業会としても、国際的に通用する人材育成と大学の国際化を応援するため学生の海外留学・派遣への支援を積極的に行っていきたいと考えています。

また、大学との協賛事業としてホームカミングデーを例年開催しておりますので、皆様にも懐かしき母校の発展した姿を見に来ていただければ幸いです。

また、学生支援としては名古屋工業会給付型奨学金を今年も継続します。また学生諸君の挑戦的課外活動の支援として、一昨年は世界8位になったソーラーカーや全国大会総合優勝した学生フォーミュラーカー等に奨励金を授与し、その他フラッシュ暗算や国体で高い成績を収めた学生を理事長表彰いたしました。

次に、就職支援についてです。現在は多くの方が入学時に終身会員になって頂いております。保護者の皆様の最大の関心事であります就職については OBトップセミナーをはじめ各種の企画で学生の皆様の就職支援を行う予定です。

冒頭に記述しましたように今年は新型コロナウィルスの感染拡大で教育活動への影響があり未だに対面授業は開催されずオンライン授業が行われています。名古屋工業会として、感染拡大で経済的に影響を受けた学生支援のため、大学への寄付を行うとともに、会員、卒業生の皆様に大学への募金を呼び掛けています。

 

 一方の柱は「会員相互の親睦」です。現在 名古屋工業会は全国に22支部あり 会員数は15,000名を超えました。また 毎年新入学生の入会がありますので 会員は急速に増加していくことが予想されます。ただ、今後、全学同窓会として活動していくのを目標としておりますが 工業会に未入会の卒業生が65,000名ほどおみえのようですので、皆様の周りに未入会の方がお見えでしたら是非勧誘をお願いします。さらなる工業会の活性化のため 工業会としては 年齢を超えた会員相互の親睦や情報交換ができるような環境作りとして 会員証の優待サービスの充実や 卒業生名簿の整備・保守を 名古屋工業大学の組織である卒業生連携室と協力し合い進めていきたいと思います。女子学生も増えOG会「鶴桜会」も結成されています。各支部の活動にも参加できるようになればと思います。

 各支部の問題として同窓会活動への若手の参加の減少が課題でもあるようです。支部運営の問題については 各支部総会へ本部から参加し事情をお伺いし、支部長会での意見聴収などを通じ皆さんのご意見や提案をいただきたいと思います。今年は新型コロナウィルスの影響で各行事開催が難しい状況が続きますが 皆様のご意見を参考にさせて頂き本部の状況を発信していくつもりです。皆様の力で何とか同窓会活動を盛り上げて頂き会員皆様の繋がりが維持、拡充できればと祈念しております。

以上のように これからも「大学支援」と「会員相互の親睦」を2本柱で活動していきます。財政基盤については、新入学生の皆さんの多くが入学時に終身会員になって頂いており以前に比べれば増えておりますが、一方で大学支援、会員活動費など支出も増えております。将来の活動費や経費の見直しを継続的に検討していきます。昨年から、事務局長を大学から卒業生連携室副室長との兼務ではありますが招聘させていただいたのもその一環であります。

今後、全学同窓会として活動していくうえでは大学の卒業生連携室との連携を深めることが重要となってきますので、事務局も学内の校友会館へ移転しました。大学内に位置しますので大学へお越しの際は気軽に立ち寄って頂ければと思います。

また、昨年度中に工業会館は解体しました。

これから理事長としてさらに1年、会員の皆様並びに学長をはじめ大学教職員の皆様、関係各位のご協力のもと大役を務めて参りますので、よろしくお願いします。

 

             2021年夏

                               一般社団法人名古屋工業会  理事長 加川 純一