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輝く母校と同窓の絆を願って 

   一般社団法人 名古屋工業会

    理 事 長  加川 純一

 

名古屋工業会は創設100年以上の歴史を有する全学同窓会組織であり、「大学支援」と「会員相互の親睦」という2本の柱で取り組んでおります。

「母校がさらに輝きを増す大学として存在すること」が我々卒業生の誇りになります。先生方や学生諸君、そして勿論卒業生の皆さんがそれぞれの分野でご活躍されているのをみるにつけ全学同窓会としての責任の重さを実感しております。これからも いろいろな役割を果たすべく取り組んで参りますので 皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

一昨年からの新型コロナウィルス禍の中、工業会としても総会、支部総会、支部長会議など様々な行事の縮小実施を余儀なくされており、皆様には多々ご迷惑をおかけしているのでは、と心痛しています。一日でも早く終息し平時に戻ることを望んでおります。

さて「大学支援」に当り、母校の最近の状況について少しお話をします。

最近のトピックスでは 学部は、従来の高度工学教育課程と創造工学教育課程に、2022年度から新たに基幹工学教育課程が加わり、3つの大きな教育の枠組となりました。大学院は、博士前期課程が2020年度から、博士後期課程が2022年度から、各分野の専攻が一本化され「工学専攻」として、大きな枠組みで教育が実施されています。今回の改組では、閉塞した産業状況を打破する試みとして、新たに学位プログラム制を重視した教育課程設計が採用され、大学院における柔軟な教育体制を実現しようとしています。

我々工業会としても、国際的に通用する人材育成と大学の国際化を応援するため学生の海外留学・派遣への支援を積極的に行っていきたいと考えています。

また、学生支援としては名古屋工業会給付型奨学金を継続して支給しています。また、学生諸君の挑戦的な課外活動の支援として、昨年度は世界的に活躍している団体のほか、私学の強豪ぞろいの中で奮闘している団体、コロナ禍で維持するだけでも大変な団体など、多様な12団体を支援しました。

次に、就職支援についてです。現在は多くの方が入学時に終身会員になって頂いております。保護者の皆様の最大の関心事であります就職については OBトップセミナーをはじめ各種の企画で学生の皆様の就職支援を行う予定です。

名古屋工業会としては、上記のような多くの支援について大学を通じで実施するため、大学の名古屋工業会基金への寄付を行うとともに、大学基金の募金活動の広報などにも協力していきます。

一方の柱は「会員相互の親睦」です。現在 名古屋工業会は全国に22支部あり 会員数は15,000名を超えました。また 毎年新入学生の入会がありますので 会員は急速に増加していくことが予想されます。ただ、今後、全学同窓会として活動していくことを目標としておりますが、工業会に未入会の卒業生(定款上は、「登録会員」と呼称)が65,000名ほどおられますので、皆様の周りに未入会の方がおられましたら是非勧誘をお願いします。さらなる活動活性化のため、工業会としては年齢を超えた会員相互の親睦や情報交換ができるような環境作りとして、会員の優待サービスの充実や卒業生名簿の整備を、大学の卒業生連携室と協力し合いながら進めていきたいと思います。女子学生も増えOG会「鶴桜会」も結成されています。各支部の活動にも参加できるようになればと思います。

各支部の問題として同窓会活動への若手の参加減少が課題でもあるようです。支部運営の問題については、本部から各支部総会への役員の派遣を通じてお伺いするとともに、支部長会議での意見聴収などを通じて、皆さんのご意見や提案をいただきたいと思います。今年は新型コロナウィルスの影響も徐々に薄れ、各行事の開催が進むと思います。皆様の力で何とか同窓会活動を盛り上げて頂き、会員皆様の繋がりが維持、拡充できればと祈念しております。

以上のように、これからも「大学支援」と「会員相互の親睦」を2本柱で活動していきます。

財政基盤については、新入学生の皆さんの多くが入学時に終身会員になって頂いており、以前に比べれば増えておりますが、一方で大学支援、会員活動費など支出も増えております。将来の活動費や経費の見直しを継続的に検討していきます。2019年度から事務局長を大学から卒業生連携室副室長との兼務ではありますが、招聘させていただいたのもその一環であります。

今後、全学同窓会として活動していくうえでは大学の卒業生連携室との連携を深めることが重要となっていきますので、事務局も学内の校友会館へ移転しました。大学内に位置しますので大学へお越しの際は気軽にお立ち寄り頂ければと思います。

理事長としてさらに1年、会員の皆様並びに学長をはじめ大学教職員の皆様、関係各位のご協力のもと大役を務めて参りますので、よろしくお願いします。

 

             2022年夏

                               一般社団法人名古屋工業会  理事長 加川 純一