社団法人 名古屋工業会 ホームページ

水嶋

耀く、ますます耀く母校を願って



   一般社団法人 名古屋工業会

    理 事 長  水嶋 敏夫

   

 私が理事長を拝命した年から数えて、早いもので今回が三度目の会員総会になりました。

 改めてこの三年間を振り返ってみますと、全学同窓会組織としての役割を果たすべく、「大 学支援」と「会員相互親睦」という二本柱の活 動を順調に進めてこられましたのも、会員の皆 様の多大なご協力ならびに鵜飼学長はじめ大学 教職員の皆様、関係各位のおかげと深く感謝申 し上げます。

 工業会は「耀く、ますます耀く母校」を願っ て、大学支援を事業目的の第一としております。

 名工大は鵜飼学長のリーダーシップのもと、 実践的工学エリート育成をねらった学科再編 や、六年一貫教育課程の新設など、大学改革の 諸施策を計画どおり順調に推進されており、そ の成果が大いに期待されているところですが、 工業会としては産学連携の窓口である「名古屋 工業大学研究協力会」とも連携しながら、大学支援を更に充実して参りたいと思います。

 ここで、昨年の工業会活動を少し振り返って みたいと思います。

 まず、大きなイベントとして昨年11月に開催した「第二回ホームカミングデー」には、多数の同窓生や近隣の方にご参加いただきましたが、本日お集まりの皆さんの中にも、久し振りに母校に足を運ばれて懐かしく思われた方もおられるのではないでしょうか。

 当日の特別講演は、昨年9月に竣工した大学 の新講堂「NITech Hall(ナイテックホール)」 で開催しましたが、新講堂の前に立つアウトド アクロックと新講堂1階ロビーのホールクロッ クは、これからの大学の歩みを見守って欲しいという願いを込めて、工業会として寄贈したものです。

 会員の皆さんが今後母校を訪れる際の待ち合 わせ場所などとしてもご活用頂きたいと思います。

 今年は早々と日程を決めておりまして、10 28日土曜日に「第三回ホームカミングデー」を開催します。

 卒業後30年、40年、50年および60年以上の方は、歓迎式典および懇親会にご招待しますが、 学内見学や特別企画として、名工大OBで元三 井物産株式会社代表取締役の田中浩一氏の講演 会も計画されておりますので、充分楽しんで頂 けると思います。仲間を誘い合って多くの方の ご参加をお願いします。昨年は名古屋工業大学 同窓会として初の女子会である『鶴桜会(かくおうかい)』も創設され、年に一回、ホームカミングデーの日に集まろうと計画されています。この新しい輪が拡げられるよう、皆さんからも PRをよろしくお願いします。

 工業会は大学に対して各種の支援をしていますが、学生への奨学金もその一つです。

 今年度は、昨年まで運営してきた「名古屋 工業会特別奨学金」を転換し、「給付型奨学金」制度を創設いたします。

 これは、成績優秀者を応援するという従来の 考え方を方向転換し、経済的に支援を必要とす る者を応援していこうというものです。

 一方で、ソーラーカーや鳥人間、ロボコンなど日本一や世界一を目指す学生を支援する「挑 戦的課外活動活性化奨励金」も継続していきますが、工業会の支援が、より必要なところへ効果的に投入できるよう、今後も適宜見直しを図って参ります。

 工業会の活動の第二の柱は「会員相互の親睦」 です。具体的には、会員の皆さんへのサービス 向上と相互親睦へのお手伝いができるよう、次のような取り組みを進めてきました。

 まず、会員の方全員に会員証カードをお渡ししておりますが、工業会を身近に感じて頂ける ようにするため、この会員証を使って受けられ る優待サービスの拡大に取り組んでいます。

 具体的には、徳川美術館や名古屋ボストン美 術館への無料入場、全国チェーン展開するホテ ルの割引サービス等ですが、上新電機の割引は 助かったという会員からの声をよく聞きます。

 今後も会員にとってうれしい優待制度は、どんどん拡げていきたいと思いますので、全国各 支部でもご検討をお願いして参ります。

 会誌「ごきそ」につきましては、本年1・2 月号より印刷した冊子での配布をやめ、会員専用ホームページでご覧頂くように致しました。 省資源や通信経費削減のねらいもありますが、 パソコンやスマートホンの普及状況も踏まえて 変更したものであります。皆様の絶大なるご協 力に感謝致します。

 今後も工業会ホームページでの情報発信のや り方を工夫するなど、会員の皆さんに役立つ サービス提供に努めてまいりますので、ご要望などありましたら是非ご意見をお寄せ下さい。

 次に、工業会の会員増強の件ですが、各支部が積極的に勧誘して下さったおかげで、会員数 は一万四千人を超える規模になりました。

 皆さんのご努力に感謝致しますとともに、今 後ともこの活動を根気よく続けていきましょう。

 私自身全国の同窓生の皆さんと懇親を深めたいと思い、各支部総会には可能な限り積極的に参加しておりますが、その中で最近少し変化を 感じるのは、女子と若手の会員が少人数ながら も出席してくれている支部が少しずつ表れ始めた事です。

 その場合は、女子および若い人に話が集中して、今までとは雰囲気が大きく変わり、更に活 発な交流ができているように思います。今年3 月に学部を卒業した大学生の90%は、入学時か ら既に工業会の会員であり、これから各支部の会員数は毎年確実に大きく増加していきます。

 女子も含め若い人が参加できるように働きかけをよろしくお願いします。

 以上のように、工業会の活動は「大学支援」 と「会員相互親睦」を二本の柱として進めて参 りますが、工業会は今年で創立102年を数えま す。次なる100年に向けて、工業会の永続的活 動を実現させるため、母校への支援を的確に実 施すると同時に、全学同窓会としての基盤整備 と会員サービスの更なる充実を図っていきたいと考えています。

 その為には、会員名簿の整備・保守方法の明 確化、計画的な財政運営、工業会と単科会およ び卒業生連携室との連携の充実、工業会館の耐 震化など山積している課題について、昨年発足 した分科会で対応策の方向性をクリアにしていきたいと思います。

 今後とも工業会活動の活性化に向けたご協力と積極的なご提案をお願いします。

 最後に、母校が行う名工大基金へのご協力についてお願いがあります。

 国立大学法人である母校が、限りある予算の中で優秀な学生を輩出し続けるには、卒業生の皆さんからの直接的な支援も必要です。

あらゆる機会を捉え、名工大基金への寄付のご協力をお願い致します。