2023年度 広島支部総会報告
2023年6月17日(土)15時~17時、サテライトキャンパスひろしま(5階504中会議室)にて、2023年度名古屋工業会広島支部総会を開催した。
最近の広島支部総会の参加者数は、鵜飼学長の参加により過去最高を記録した2018年が34名、2019年が26名、そして2年間のコロナ禍による中止を経て、2022年が21名と減少傾向にある。その歯止め対策として、名古屋から来賓として臨席頂いた横山裕行(K49)新理事長が、トヨタ自動車工業で専務取締役、ダイハツ工業で副社長をされていたので、卒業生の多いマツダ関係の方に少しでも興味を持ってもらえばと思い、「トヨタとはひと味違うダイハツのモノづくり、コトづくり」と題して特別講演をお願いした。トヨタが高価格、高コストのクルマ開発に傾倒しがちに対して、ダイハツは安くても「いいクルマづくり」を目指している等のお話しであった。
また、母校や同窓生が活躍している姿を見るのは、私の様な第二の人生を迎えている者にとっては誇りに思え、「こんな面白い仕事に携わっている」といった話題提供のコーナーを今回試行してみた。そのトップバッターは、西村経済産業大臣など著名人の見学が相次いでいる大崎クールジェン㈱の細越俊哉(ES-H4) 副社長に、「革新的低炭素石炭火力について~大崎クールジェン・プロジェクト」と題して講演して頂いた。
その結果、当初、常連の方の欠席連絡が相次ぎ参加者が集まるか心配したが、二つの講演のお陰もあり、昨年よりも多い23名の参加であった。
総会終了後は、そごう10階のMadam Xenlon(マダムシェンロン)に移動して懇親会を開催し、参加した22名全員が近況に関するスピーチを行い、楽しく名古屋での昔話に花を咲かせた。
私の学生時代は、国立2期校のため地元の学生は1割程度しかいなかったが、今は逆転して県外の学生が1割程度しかおらず、広島支部総会の高齢化が懸念されるが、初参加のマツダの若手社員が、スピーチで来年は後輩を誘って参加すると力強く宣言され、若手の参加が増えるのを期待したい。
記: 大田一夫(C47)